宇都宮地域商圏および不動産活動地域拡大の可能性
日本経済新聞が伝えたところによりますと、栃木県の宇都宮市東部から芳賀町にかけ、商業施設の開設が相次いでいるとのことです。
これらの地域周辺では都市再生機構(UR)が計画戸数4000戸の大規模宅地を開発中で、分譲開始は2008年5月の予定。
この背景には、今後は定住人口が増加し、食品や生活必需品などの消費が伸びるとの判断が背景にあるようです。商業開発が進むことによって、宅地販売に弾みがつくとの期待もあり、宇都宮市内に新たな商圏が誕生し、不動産活動地域もあわせて活発化するとの見方も出ています。
ホームセンターのカンセキは08年6月、商業施設「宇都宮テクノポリスショッピングセンター」を開設。県内一の産業拠点である清原工業団地(宇都宮市)とホンダエンジニアリング(芳賀町)などホンダグループが集積する芳賀工業団地(同)の中間に立地。県道69号に面して500台分以上の駐車場も用意するもの。
2棟建てで店舗面積の合計は1万500平方メートル。カンセキは7500平方メートルで、別棟に食品スーパーのカスミが2200平方メートル弱の店舗を開く。同社としては標準規模の店舗で、業態は今後詰める予定にしています。カスミ棟には825平方メートルのテナントスペースを用意。敷地内にはラーメン店「幸楽苑」なども出店する。
株式会社カンセキ(英語表記:KANSEKI CO.,LTD. )はホームセンターを中核に事業を展開している会社。社名は創業者「服部吉雄」が以前に起業していた石油製品販売会社「関東石油販売」が由来。
バブル経済期、飽和状態のホームセンター市場に見切りをつけ、事業の多角化戦略の一環として好調だったアウトドアライフ専門店「WILD-1」の全国展開を目指したが、その後のアウトドアブームの衰退により挫折。現在は栃木県を中心とした地域密着型の事業展開をしている。また、同業他社に先駆けて顧客会員カード「スマイルカード」制度を導入、買い物累計金額に応じてポイントを加算する「ポイントアップシステム」も実施している。
株式会社カスミ(かぶしきがいしゃかすみ)は茨城県を中心に、千葉県、埼玉県、栃木県、群馬県に子会社運営を含め119店舗(2006年2月末現在)を有する食品主体のスーパーマーケットチェーンストア。
茨城県の食品スーパーとして強固な基盤を有し、一時は食品スーパー事業以外にもファミリーレストラン、コンビニエンスストア、ホームセンター、家電販売、不動産業など幅広く事業を展開していた。しかし業績の悪化により事業の撤退や大幅な縮小に追い込まれ、2003年6月にイオングループとの資本・業務提携が発表され、創業者の神林一族に代わってイオン株式会社が筆頭株主になった。 現在では、イオン株式会社の持分法適用会社という位置付けでイオングループの一員になっている。