証券化不動産の累計額
不動産投資信託(REIT)や商業用不動産ローン担保証券(CMBS)などで証券化された不動産の累計額が、2006年9月末時点で過去最高の約27兆円に達した。06年3月末に比べ8%増えた。低金利を背景に、国債や社債に比べ高い運用利回りが期待できるため、投資家の人気を集めている。都市部などでの地価の上昇も証券化を後押しした模様です。
国土交通省のまとめでは06年3月末時点の不動産証券化の累計額は24兆9000億円。今年4月から9月にかけても、流動化目的の不動産の信託残高は約1兆9000億円増加。
不動産や債権の「証券化」市場が拡大しています。三菱UFJ信託銀行など大手信託5行を通じた2006年9月末の残高は合計で50兆円規模になりました。背景には、企業が保有する債権や資産を圧縮するとともに、資金調達方法を多様化している模様です。投資家も高い利回りを期待して証券化商品への投資を増やしており、今後市場はさらに拡大しそうなようそうです。
背景には企業は債権や資産を信託銀行経由で売却して証券化することで、資産を現金化できるうえ、幅広い投資家から資金を調達できることがあるようです。三菱UFJ信託銀、住友信託銀行、みずほ信託銀行、三井トラスト・グループ、りそな銀行の証券化残高は06年9月末、前年同期比29%増の49兆3886億円。