不動産動向
首都圏住宅地地価二極化
首都圏の住宅地価動向が山手線の主要駅から30キロを境に二極化しているとの調査を東京カンテイは、まとめました。30キロ圏までは2004年に上昇に転じたが、40キロ圏以遠は依然下落が続いている。
330駅の99年以降の住宅地の取引事例を調べ3.3平方メートルあたりの価格動向を集計した。10キロ圏は06年に176万9000円と05年比5.0%上昇、20キロ圏は116万1000円と4.8%、30キロ圏は74万2000円と1.2%上昇した。
30キロ圏内はいずれも上昇したが都心から離れるほど上昇率が低い。99年の水準を上回っているのは163駅のうち49駅で、東京カンテイは「地価上昇は限定的」としている。
全国主要都市不動産業況
三大都市圏および地方都市の不動産業業者167社を対象におこなった業況調査の調査結果を(財)土地総合研究所は、発表しました。
調査対象とした住宅・宅地分譲業、不動産流通業(住宅地)、ビル賃貸業の3業。このうち住宅・宅地流通業では、経営状況がよいと答えた業者の割合を示す業況指数は17・3ポイント(+1・0:カッコ内は前回7月1日比。以下同)、不動産流通業(前回比ー0・9)、ビル賃貸業は16.1ポイント(ー1・8)でほぼ横ばいとなった。
また3ヵ月後の見通し指数は住宅・宅地分譲業13・3ポイント(+7・5)、不動産流通業11・0ポイント(+7・8)、ビル賃貸業8・9ポイント(−10・7)。
このほか回答者のフリーコメントからみられる傾向として住宅・宅地分譲業では▼顧客が住宅ローン金利上昇に敏感になってきている▼購入希望者の都心回帰現象が見られる(中京圏)▼設備・仕様のグレードより、構造・セキュリティ・性能保証に関心が高い、などの意見が見られたという。