公図と現況のずれ公開
公開するのは、埼玉県など14都府県の21市区で、1平方キロメートル当たりの人口が5000人以上の人口密集地。面積は約553平方キロメートルで、ずれの程度を5段階に区分している。
国土交通省は、主に明治期の土地の区画を示した「公図」と、現況のずれを調査した結果を24日からホームページ上で公開する。背景として、土地の境界を現況通りに画定する地籍調査の促進を地方自治体に求めることがあるようです。
国交省によると、1952年の国土調査法施行後、全国の市町村の8割が地籍調査に着手、不正確な公図を正確な地図に置き換える作業をしているが、進ちょく率は全国平均で調査面積の47%、都市部では19%にとどまっている。
公図
公図(こうず)とは、土地の境界や建物の位置を確定するための地図で、一般に旧土地台帳施行細則第2条の規定に基づく地図のことを指す(旧土地台帳附属地図と呼ばれることもある)が、広義には下記のものを包括した概念である。
不動産登記法第14条第1項に規定する地図
不動産登記法第14条第4項に規定する地図に準ずる図面
これらは登記所が管理し閲覧することができる。
縮尺は500分の1または1000分の1であり、全国を網羅するためには数百万枚もの膨大な地図が必要となるが、しばしば測量の誤りを含む古い地図が存在することもある。 このため、地方公共団体等を実施主体として地籍調査が進められているが、進捗はまだ全国の半分も終わっていない。