ダヴィンチ、八重洲南の超高層ビル取得
ダヴィンチ・アドバイザーズは、東京駅八重洲南口の超高層ビル「パシフィックセンチュリープレイス」のオフィス部分を香港の金融・不動産グループ、パシフィックセンチュリーグループ(PCG)から先月20日付で取得し、運用している1兆円ファンドに組み入れました。取得金額は約2000億円で、先に購入した「芝パークビル」(通称・軍艦ビル)の取得価格を大きく上回り、国内ディールでは最大規模。
パシフィックセンチュリープレイス(千代田区丸の内1−11−1)は、地下3階地上31階建て、高さ145m、延床面積8万1168m2のオフィス、ホテル、商業施設からなる超高層ビルで、PCGが97年3月に旧国鉄清算事業団から約869億円で落札した旧国鉄跡地を開発した総額約1300億円のプロジェクト。竣工は01年11月。
ダヴィンチが取得したのは、商業、ホテルを除いたオフィス部分(8〜31階、延床面積約5万7000m2)で、監査法人のトーマツが6フロアに入居しているほか、東急リバブルなどがテナント。現在1フロアを募集中だが、複数から引き合いがある。
今回のディールは、最終的には外資系を含む3〜4者による競争入札となった模様。ダヴィンチの1兆円ファンドは、今回の取得で資産規模が約3分の1まで達した。
同社は今年に入り、「新宿マインズタワー」「芝パークビル」と1000億円を超える大型ビルの取得が相次いでおり、今回の取得によって、同社グループの運用資産残高は1兆円を突破。