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「老後の住まい」について、全国の55歳〜65歳の男女500名を対象に実施したアンケート調査結果を(株)住環境研究所は21日発表しました。

 「老後の住まい選択の重視点」について尋ねた項目では、「利便性がよい場所」(47.8%)が最も多く、次いで「同一階(ワンフロアー)で生活できる」「日当たりが良い」(ともに46.6%)、「通風が良い」(44.2%)となりました。

 ワンフロアー(同一階配置)について、「大いに関心」「やや関心あり」を合わせると、69%が関心ありと回答しており、特に女性のニーズが強いことが明らかになりました。

 「老後の理想の住宅」は、「平屋(1階建て)」が42%で最も多く、「マンション」も39%を占めた。一方、「戸建て(2階建て以上)」との回答は16%にとどまった。
 「平屋」を選択した人が感じるメリットは、「上下移動がない」「ワンフロアーの生活」のほか、「庭を楽しむ」「コンパクトで効率の良い間取り」など。マンションを選択した人は、「カギ1つで外出」「利便性」「維持管理」「眺めや眺望」などを挙げている。また、「戸建て(2階以上)」を選択した人は、「土地への愛着」「部屋数確保」などに魅力を感じていることが分かりました。

 「老後の理想の暮らし方」第1位は、「健康に配慮し、いつまでも若々しく暮す」。第2位が「光熱費など生活上の経費がお得な暮らし」、第3位が「家の維持管理が楽な暮らし」となり、経済的側面を重視している点が注目されます。
 なお、女性は「温度差がない快適な暮らし」「ワンフロアーの段差のない生活」の項目が全体平均より高くなっている一方、男性は「仕事継続」「田舎・都会を行き来する生活」の項目が高く、男女で理想の暮らし方が異なることがうかがえる結果となりました。

 同研究所ではこれらの結果を受け、「住宅メーカーは、今まで以上に高齢者が快適に安心して暮らせる住宅、しかもライフサイクルコストの低い住宅の開発を進めていくべき」とまとめています。

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