不動産投資ファンドの仕組み
不動産投資ファンドの仕組みは、投資家が会社または信託を出資先もしくは委託先(投資信託・投資法人)として投資した資金をファンド化したもの。投資信託もしくは投資法人はその資金の運用を投資信託委託業者に委託し、その委託業者が不動産で運用を行います。委託業者は運用益を投資法人に配当し、この配当金を原資にして投資信託もしくは投資法人から投資家に配当されます。
最近ではファンドの投資対象とする不動産はオフィスビルやマンションなど賃貸住宅以外にも物流施設などに波及し投資対象が多様化してきています。また、東京中心部に集中していた投資先が大阪や福岡、仙台など政令指令都市にも波及し、地域色を打ち出したものもてきています。
不動産投資ファンドには大きく分けて2種類あります。1つはJ-REITと呼ばれる公募不動産投資信託、もう一つは私募不動産ファンドです。
1つ目のJ-REITは東京証券取引所や大阪証券取引所に上場していてどなたでも売買できる不動産投資ファンドです。
2つ目の私募不動産ファンドは特定の投資家から資金を集め不動産に投資します。ただ、一般の投資家に対し募集をすることはほとんどなく主に機関投資家向けに募集をしています。そのため私募不動産ファンドは出資者以外には情報があまり開放されておらず、一般の投資家にはどのような運用をしているのかが不透明という難点があります。