「リバースモーゲージ」 潜在需要10兆円
持ち家を担保に老後資金を融資する「リバースモーゲージ」についてみずほ総合研究所は、潜在的な需要は戸建て住宅とマンションを合わせて10兆円になるとの推計をまとめました。同総研は現在の市場規模は数百億円程度とみており、普及がさらに進むと期待しています。
みずほ総研の推計によると、潜在的な需要は戸建て住宅が9兆2000億円、マンションが8000億円。現在は高齢者の生活費が不足した場合、貯蓄の取り崩しで対応することが多く、不動産を活用することはあまりないですが、「自宅に住み続けなら資金を得られるリバースモーゲージは高齢者にとって有効な資産活用の選択肢となる」とみています。今後、普及が進む要因として、「地価の下げ止まりや高齢化の進展」も挙げています。
課題としては住宅価格の下落や金利上昇などのリスクを第3者に移転するための金融商品や市場の整備などを挙げ。マンションを対象にしたリバースモーゲージは少ないが、金融機関などが管理体制が良好なマンションを対象に利用者の掘り起こしを進めれば、市場規模の拡大につながるとの見方も示しています。