高齢者住宅の料金体系多様化
東急不動産は13日、年齢別の一括払い方式と毎月払い方式の2つの料金体系が選択可能な高齢者住宅を8月10日に横浜市で開くと発表した。複数の支払い形態を併用する高齢者住宅は初めてという。健常者向けと要介護者向けの複合施設とすることで施設内での住み替えも可能にした。
施設名は「グランクレール藤が丘」。健常者用の80室と要介護者用の48室を用意する。健常者向け1LDK(55平方メートル)の場合、一括払いでは75歳入居で5020万円、80歳入居で4304万円。一方の毎月払いだと1300万円の入居費用に加え、月額で19万9000円を払う仕組み。年齢別の料金も1歳刻みで設定しており、年齢による負担の不公平感をなくす。
4月21日に現地でモデルルームを開く。健常者向けでは栄養管理を徹底した飲食施設、露天風呂など共用施設も備える。要介護者向けは入居者2人に1人のケアスタッフを付けるなど介護保険法の基準(3人に1人)を上回るようにするとしている。東急不動産は04年に1号施設を開き、運営ノウハウの蓄積を進めてきた。今回は2号施設。(日経)