証券化市場、最高の9兆円・2005年度57%増
住宅ローンなど特定資産を裏付けに発行する証券化商品の市場が拡大している。2005年度の発行額は約9兆円と04年度に比べ57%増え過去最高になった。貸借対照表(バランスシート)のスリム化を目的に企業や金融機関が資産を切り離す動きが相次ぎ、普通社債(6兆9000億円)を上回る規模に成長。より高い利回りを得ようと機関投資家の購入意欲は根強く、今年度も拡大基調が続きそうだ。
タイプ別の発行額をみると、大幅に増えたのが小口の住宅ローンを集めて証券化した住宅ローン担保証券。発行額は04年度に比べ約2倍の5兆円に膨らんだ。住宅金融公庫が金融機関と提携して住宅ローン「フラット35」の証券化を進めたことが主因。昨年8月から公庫自身が保有する融資を裏付けとした同証券の発行を始めたことも寄与した
(nikkei)